“ジョイ”で女性を救え

“ジョイ”で女性を救え
1212字

政府は暴力に直面する女性や子どもたちを即時に救出するため、携帯電話アプリ“ジョイ”を導入する。

暴力の被害にあう女性や子どもたちや家族は、アプリの緊急ボタンを押して助けを求めるメッセージを送ることができる。緊急ボタンを押すだけで、全国電話相談センター(10921)や警察のコントロールルーム、最寄りの警察署、3人の友人や家族の番号に助けを求めるメッセージが転送される。

シェイク ハシナ首相が、国父シェイク ムジブル ラーマンの配偶者であるシェイク ファジラトゥニーザ ムジブ86回目の誕生日に正式発表する予定だと関係者はいう。

女性局の多部門プログラムの責任者アブル ホサイン博士は、アプリ“ジョイ”はGoogle Playストアwww.mspvaw.gov.bd  、www.nhc.gov.bd 、www.mowca.gov.bd とwww.a2i.pmo.gov.bd で入手可能で、スマートフォンで使うことができると話した。

アプリは総理府(PMO)のアクセスインフォメーション(a2i)の技術支援を受けて開発された。

女性や子どもの暴力被害者とその親族はこのアプリを使い、10921に迅速にショートメッセージサーボス(SMS)を送信することができる。このSMSは警察のコントロールルームや近くの警察署、被害者が登録した友人家族3人の番号にも送信することができる。

女性や少女が暴力に直面したとき、アプリの非常ボタンを押すことが可能で、SMSは登録番号に送信される。クリックできない場合、携帯電話の電源ボタンを4回押せば振動モードになる。5回押した後、SMSは予約番号に送信される。

全国電話相談センターや警察、登録された友人や家族がSMSを受信したら、GPSの位置情報を使って必要な措置をとることができる。アプリは会話を保存することができ、一定の間隔で自動的に写真を撮る。オンラインであれば、自動的にアプリケーションサーバへ情報(オーディオやビデオ)を送信することになる。

アブル ホサイン博士はすべての携帯電話事業者にアプリを起動する設定をすることと、無料アプリを許可するよう求めた。
数日以内にオフラインで使えるようにするため、彼らはアプリケーションを修正作業に取り組んでいるという。また携帯電話を生産するときに内蔵アプリにするという議論が、携帯電話メーカーで起こっていると付け加えた。

アブル氏はアプリは最初ジョソール(Jessore)やケラニゴンジ(Keraniganj)、トンギ(Tongi)で導入され、徐々に全国に拡大していくだろうと話した。

Prothom Alo Aug 07 2016 
http://en.prothom-alo.com/science-technology/news/115431/Mobile-app-%E2%80%98joy%E2%80%99-to-combat-violence-against-women

翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #アプリ