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イード アル アドハーが近づき、シレット(Sylhet)の鍛冶屋は国内の他の鍛冶屋と同じように、犠牲動物の屠殺や肉の準備に使う様々な刃物作りに忙しい日々を送っている。
ナタや肉切り包丁、ナイフ、その他の鉄製道具の需要が増している。
鍛冶屋によると、ナタは450~500タカ(584~650円)、牛刀は300~550タカ(389~714円)、小型ナイフは50~100タカ(65~130円)、剪定ナイフは200~2000タカ(260~2600円)の値が付けられているという。
特派員が先日シレット市内のカジールバザール(Kazirbazaar)地区やミラバザール(Mirabazar)地区を訪れた際、鍛冶屋たちがこれらの道具の製作と販売で忙しくしていた。
カジールバザールの鍛冶屋シャミム アーメドさんはいう。
「毎年この時期にはこれらの道具の需要が上がります。私たちはイード前に大きな売り上げを見込んでいます」
県内バラゴング(Balagong)郡の鍛冶屋プロディプ クマール カーモカールさんはこういう。
「新しい道具を買うだけではなく、古く傷んだ道具の修理を依頼しに来るお客さんもいます」
鍛冶屋は年に10ヶ月ほど仕事がないが、今は忙しいとプロディプさんは話した。
「ほとんどの時間は仕事がないため暇ですが、このイードは私たちに儲けをもたらします」
カジールバザールで息子のニルカンタ カーマカールさんと店を開くニランジャン カーマカールさん(70)は笑う。
ニルカンタさんによると、普段は1日500~1000タカ(650~1300円)の稼ぎだが、この時期には1万タカ(1万3千円)以上になるという。
月賦払いの銀行貸し付けがあれば、道具の製作と販売がもっとやり易くなるだろうとプロディプさんは話した。
The Daily Star Sep 06 2016
http://www.thedailystar.net/city/sylhet-blacksmiths-get-busier-eid-nears-1281418
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #犠牲祭 #鍛冶
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