女神に捧げる音色

女神に捧げる音色
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シレット(Sylhet)市ミルジャガナガルにある通りを歩けば、リズミカルな音色で歓迎される。労働者たちがドゥルガープージャ(Durga Puja)を祝う一環として大きな需要がある楽器の製作や修復に精を出しているからだ。

バングラドールやダク(大きな太鼓)、コール、ドーロク、ドゥギ、カモク、ナール、タブラ、コンジョリといったこれらの楽器の製作者たちは、注文に間に合わせるため大忙しだ。

モハジョン ポッティ(Mohajon Potty)に住む楽器製作者モロイ マラカールさんは、ダクやドールなどの打楽器はドゥルガープージャに不可欠だと話す。
「楽器の値段は2千タカ(2579円)から、修理費用は500タカ(649円)からです」

「我が家で使うために、コンジョリとドゥギを買いに来ました。市場を歩きまわる人々と店から流れてくるリズミカルな音色でとても活気のある雰囲気です」
ゾキガンジ(Zokiganj)のシャイアム ビシュワスさんは話す。

古く傷ついた楽器を修理するため、多くの音楽家たちもこの地区に集まっていた。

「ほんの数日前までは仕事の無かった音楽家たちも、今や大忙しです」
ドールの修理に来たアーティストのサンカール マラカールさんは微笑んだ。

この地区で店舗を経営するミロン マラカールさんによると、祝祭の1週間前には注文で忙しくなり、収入も増えるという。

ディリプ リシさんやスブラタ マラカールさん、ラブ リシさん、パビトラ リシさんなど、他の楽器店経営者や製作者たちもミロンさんに同調した。

バングラデシュ国立プージャ協会シレット支部のラジャト カンティ事務局長は、全ての宗教の人々が調和してこの祭りを楽しむだろうと話した。

「平和的な空気を守るため、更なる安全手段が取られます」
シレット警察のランゲ ミザヌール ラーマン副総監は話した。

The Daily Star Sep 26 2016
http://www.thedailystar.net/city/getting-ready-sing-goddess-1289692
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ヒンドゥー教 #ドゥルガプジャ