バングラデシュ情報部~犠牲祭その1~

9月2日はイード・アル=アドハーと呼ばれるイスラム教徒の大きなお祭りだ。日本では犠牲祭とも呼ばれるこのお祭りは説教と祈祷のイード集会で幕を開け、犠牲となる動物を屠殺し、その肉を親戚や貧しい人に振舞う。

ベンガル語でコルバニ(Korban)と呼ぶこのお祭り、裕福な人は1人で牛1頭を、そうでもない人は7人以下で共同購入したり、手の届きやすい山羊を用意するという。

BDDニュースの現地協力者の1人、ジョソール県のルベルさん(30代前半)は手工芸品を作って売るという小さなビジネスを行っている。彼は家族や親戚7人と牛を共同購入することにした。

値段は7万タカ(9万5千円)、つまり1人1万タカ(1万3600円)だ。

そんなルベルさんたちが買ったのがこの牛。色だけ見れば褐毛(あかげ)系だが、このポコンとしたコブがベンガル牛の特徴か。

BDDNEWS


8月30日に購入したこの牛、ルベルさんが“コルバニ牛物語”として定期的に写真を送ってくれることになった。

情報として知っているが実感としてはあまりよくわからない犠牲祭。これから送ってくれる写真に沿ってフォトチャットとしてレポートしていきます。

皆さま、乞うご期待。


でも、お祭りで盛り上がっているのか、まだこの1枚しか来ていないのです。果たしてその2はいつになるのだろう……