社会と経済に大きな圧力

社会と経済に大きな圧力
【Prothom Alo】

シェイク・ハシナ首相は29日、バングラデシュは膨大な数のロヒンギャの存在により社会経済的、人口的圧力に直面していると話した。UNB報道。

「コックスバザール(Cox's Bazar)には強制的に追放されたロヒンギャの人々が多数存在し、バングラデシュへの大規模な社会経済的、環境的、人口的圧力が生じています」
首相はこのように述べた。

29日夕方、在ダッカ(Dhaka)新任スウェーデン大使のシャーロッタ・シュリッター氏が国会議事堂事務所に表敬訪問した際の発言だった。

会談後、イサヌル・カリム首相報道官は記者会見を開いた。

首相は、バングラデシュはミャンマーとロヒンギャ民族の帰還について交渉し、この目的のために取り決めがなされたと述べた。

首相は政府がロヒンギャの人々に一時的な避難所を与えるためにとある島を開発していると語った。

シュリッター氏はスウェーデンがロヒンギャ問題についてバングラデシュを支援することを約束した。

首相はこれに関して、ロヒンギャの危機に関してスウェーデンが果たす強い役割を政治面と人道面の両方で高く評価した。

仏教徒が多数を占めるミャンマー北西部のラカイン(Rakhine)州ではムスリムロヒンギャに対する弾圧が行わたことにより、昨年8月25日以来、住み場所を追われたロヒンギャがバングラデシュの領地内に避難している。

首相は様々な部門における政府の特筆すべき成果を取り上げ、バングラデシュは農業ベースの国だが、政府は様々な産業を設立するための取り組みを取っていると述べた。

「我々は国内外の投資を誘致するため、全国に経済特区を設立しています」
と首相。

また、首相は賃金の引き上げ、訓練の手配、託児所の建設、寮の建設など、政府による労働者の福祉のための様々な取り組みを説明した。

シュリッター氏は、両国間の開発協力を拡大したいという願望を表明し、すべての包括的な経済成長のために働きがいのある仕事を推進することを目的とした"グローバル・ディール・イニシアチブ"に関するスウェーデン首相の個人的取り組みに対するバングラデシュの支援を評価した。


Bangladesh News/Prothom Alo Jan 29 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/170285/Rohingya-presence-a-massive-socioeconomic
翻訳:松本
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