複数回の債務不履行者に警告

複数回の債務不履行者に警告
【Prothom Alo】
バングラデシュ銀行(中央銀行)は、中央銀行の特別譲歩によって返済の予定を組み直された後再び債務不履行となった人々に対し警告を行った。

「再び債務不履行者となった場合、繰り返し借り入れを行う人々にはバイアスなしで法的措置が取られます」
中央銀行のファズレ・カビル総裁は29日、大口借入者に関して記者からの質問にこのように答えた。

総裁は中央銀行で行われた記者会見にて、同行下半期(1-6月)の金融政策発表(MPS)を行った。UNB報道。

「MPSについて言わせていただきますが、これは安定性を伴った雇用に重点を置いた成長に基いています」
総裁は発表された政策の様々な面に関する質問に回答した。

中央銀行は常に、政府によるGDP成長目標達成の取り組みを支援する政策を実施していると総裁。
「我々は成長目標を支援し、インフレーションを防いでいます」

MPSでは、国内の貸出額成長は15.8%に据え置かれ、インフレ率は6%以下を維持する目標が定められた。

「これが今会計年度、政府が定めた7.4%のGDP成長目標を達成する助けになることを願っています」
と総裁。
民間部門の貸出額成長も16.3%に据え置かれたが、前回MPS期間の6か月でこの数字はすでに18.8%に達している。

中央銀行は広義のマネーサプライ(M2)が13.3%を維持すると予測しているが、前回MPSの期間中にこの数字はすでに13.9%を超えている。

中央銀行は下半期MPSの中で、預貸率(ADR)を下げインフレを抑制することを強調した。

多くの銀行ではADRが85%を上回っている。だが総裁によれば、中央銀行はまもなくADRの引き下げを指示する回状を出すとされる。ただし、具体的な目標値には言及されなかった。

中央銀行はモバイルバンキングを通じた違法な資金移動を封じるため、数々の措置を取っており、在外バングラデシュ人に銀行を通して送金するよう働きかけていると総裁は話した。

「結果、送金収入は既に12%増加しており、会計年度末には15%の成長となるでしょう」
総裁は記者団に話した。

MPSでは、大型プロジェクトにおける長期の資金提供において銀行への依存度を減らすことに特に焦点を当てると総裁は話した。その代わりに、債券を発行して資本市場からの資金調達に努めることになる。

第二に、電子取引プラットフォームを用いての商品やサービスの輸出で得た収入の送金手続きを容易にするための措置が取られる。

中央銀行は非居住のバングラデシュ人にバングラデシュの債券を買うよう働きかけ、国内方向の送金の流れを促進する取り組みを始めると総裁は話した。

Bangladesh News/Prothom Alo Jan 29 2018
http://en.prothomalo.com/economy/news/170278/Central-bank-sounds-tough-against-perennial
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #金融 #金融政策