EUに圧力求める

EUに圧力求める
【Financial Express】

欧州連合(EU)は2月第2週にバングラデシュに高位議員団を送り、ロヒンギャの状況評価や他の重要な問題についての協議を行う。

EUの17名の代表団には、EUの人権、外交、貿易のための議会常任委員長が含まれる。

人権貿易委員会は、バングラデシュ訪問後にミャンマーも訪問する。

EU代表団の長で在ダッカ(Dhaka)大使のレンジ・ティーリンク氏は31日にAH・マフムード・アリ外相と会談した際、これらの問題を提起した。

ティーリンク氏によれば、EUはロヒンギャの危機とミャンマーへの本国送還に関して、バングラデシュにあらゆる種類の援助を提供する用意があるという。

バングラデシュは送還の問題をミャンマーとの二国間問題としてのみ扱っており、すでに送還のための3つの条項を調印したと、外相は伝えた。

バングラデシュはロヒンギャが自国に安全かつ持続的に帰還できることを強調し、EUを含む国際社会に対し、これらの人々が国内避難民(IDP)収容所に閉じ込められないようミャンマーに圧力をかけることを促した。

ミャンマーと締結した協定により、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と世界食糧計画(WFP)は徐々に送還や再統合の手続きに関われるようになるが、これはミャンマー当局の許可次第だと外相は伝えた。

だが、この問題は総じて多国間問題であり、国連を含む国際社会の誠実な関与が危機の解決に必要であることを強調した。

ティーリンク氏は外務大臣に最初の経験について話をする中、EU上級代表の一人で欧州委員会副委員長のフェデリコ・モヘリーニ氏による先月の訪問を含むEUからの多くの高官訪問が行われており、力強いスタートであると述べた。

UNBによれば、ティーリンク氏はバングラデシュはシェイク・ハシナ首相の大胆な指導の下で、ロヒンギャの危機への対応について模範的な役割を果たしていることを称賛したとされる。バングラデシュの役割は国際社会からも賞賛を受けている。氏はさらに、女性の地位向上、貧困削減、女子教育、人間開発のその他多くの分野におけるバングラデシュの実績を称賛した。

外相はティーリンク氏の在任中にあらゆる種類の支援を行うことを約束し、氏の成功を祈った。


Bangladesh News/Financial Express Jan 31 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/dhaka-calls-eu-for-myanmar-pressure-prior-to-parliamentary-team-visit-1517420548
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #EU