パレスチナはエルサレムを裏切るロシアの支援を求める

[Financial Express]【モスクワ12日共同】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、イスラエルの首都としてエルサレムが承認されたことを受けて、ウラジミールプーチン大統領の支持を確保するため、ロシアを訪問した。

パレスチナの指導者は、イスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相の訪問の2週間後にモスクワを訪問する予定です。

アッバス議長は、昨年末にイスラエルの首都としてエルサレムを承認して以来、ドナルド・トランプ大統領とのいかなる接触も拒否している。アッバス議長は、2月20日に国連安保理で発言する予定だ。

パレスチナ人は、何年もの国際外交を破った米国の決定を、最終的なパレスチナ国家の首都である東エルサレムへの主張を否定するものとして見ている。

イスラエルは1967年の六日間の戦争で東エルサレムを支配し、それを併合し、後にイスラエルの不可分な首都と宣言した。

ニッキー・ヘイリー米国連大使は、イスラエルとの和平交渉に必要な勇気がないことをアッバスに訴えている。

アッバスは、イスラエルとパレスチナの紛争でワシントンの仲介を拒絶し、国連によるパレスチナ国家の完全認知に向けて働くよう人々に約束した。

米国とカナダの研究所の中東学者、アレクサンダーシュミリン氏は、アッバスの訪問は「ロシアと同盟国である居心地の良い同盟国であり、ロシアとイスラエルの関係の改善の間にネタニヤフがモスクワを迷惑させるのを阻止しようとしている」と述べた。

ネタニヤフは1月29日にロシアを訪問し、プーチン大統領と一緒にモスクワのユダヤ人博物館で記念式典に出席し、ナチスキャンプの犠牲者を募った。彼はイランがユダヤ国家を「破壊」したいと非難する機会を得た。


Bangladesh News/Financial Express 20180213
http://today.thefinancialexpress.com.bd/world/palestine-seeks-russias-backing-over-jerusalem-1518448012/?date=13-02-2018