【Financial Express】14日、アンワール・ホサイン・モンジュ水資源相は、ハオール地区(大規模湿地帯)は一度に解決できない複雑な問題を抱えていると指摘し、この問題に優先的に取り組むことを強調した。
ダッカのCIRDAP講堂で開かれた“ハオール地区住人の生活と生計問題”という研究発表イベントの中で発言した。気候変動環境研究センター(C3ER)の水資源管理専門家プロバル・サハ氏が発表を行った。
「県やユニオンを含むすべてのレベルで協調することで、GDP成長率は10倍に達しました。しかし、多くの人が“腐敗”と呼ぶ“無駄”を省くことができれば、GDP成長率はさらに2倍以上になるでしょう」
大臣はこの問題を解決するための協力を強調した。
プログラムに参加した講演者らは、バングラデシュ北部や北東部に広がるハオール地域の開発に不可欠な措置として、川の侵食を防止して管理するための効果的措置や女性起業家への支援、雇用機会の創出を挙げた。
C3ERは今年2月7日から3月15日にかけて、スナムゴンジ(Sunamganj)県9郡で調査を行った。
調査勧告は、ハオール居住者への低金利銀行ローンや堤防建設と修復、農業生産を促進する長期計画、自然災害などの緊急時に魚を取るためジョルモホールル(魚文化保存のため政府が借りている池）の解放、天気予報早期警報システムの技術的改善などに渡った。
「私たちはハオール地区の作物保険の持続可能性について、大いに疑問を持っています」
ムハンマド・アブドゥル・マンナン財務計画担当国務相は話した。
国務相は割増し保険料は顧客が払わなければならないことになっているとして、「私たちはハオールの貧しい農家に保険料が払えるか、もっと現実的に考えなければなりません」と話した。
「ハオールで生計を立てられるようにするには時間が大変貴重です。タイムリーな行動を取ることなしに、資源の損傷を防ぐことはできません。ハオール地区には効果的なインフラ整備が不可欠です」
セーブ・ザ・チルドレンバングラデシュ副会長のイシュティアク・マンナン博士(Ishtiaq Mannan)は話した。
Bangladesh News/Financial Express 201803014
https://thefinancialexpress.com.bd/national/water-minister-stresses-solutions-to-haor-problems-1521036162
翻訳：松本
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