最低月給は8千タカ

最低月給は8千タカ
【The Daily Star】政府は420万人の衣料品労働者の最低月給を、12月から施行された既存の5300タカ(7004円)から8000タカ(1万571円)へ、およそ51%引き上げた。

ムジブル・ホク・チュンヌ労働雇用担当国務相は、1月に発足した賃金委員会の最終会議終了後、記者発表した。

だが、複数の労働組合指導者は提案金額を拒否し、できるだけ早く見直すよう首相に促した。組合側は最低賃金を1万6千タカ(2万1143円)にするよう要求している。

国務相は記者会見の中で、8000タカのうち4100タカ(5418円)は基本賃金、2050タカ(2709円)は家賃、600タカ(793円)は医療費、350タカ(463円)は交通費、900タカ(1189円)は食費だと述べた。

経営者代表は賃金委員会の中で、最低月給を7000タカ(9250円)とすることを提案したという。

だが、シェイク・ハシナ首相は経営者代表に、1000タカ(1321円)を追加するよう求めた。

「最後は委員全員が、首相提案に同意しました....」
チュンヌ国務相は全ての立場の人がそれを受け入れることを望んでいると述べた。

[中略]

最低賃金の決定は衣料品価格、生産コスト、労働者の一日の支出が考慮される。

2010年に3000タカ(3964円)だった最低月給は、2013年に5300タカ(7004円)に修正された。それ以前を振り返ると、1985年は627タカ(829円)、1994年940タカ(1242円)、2006年は1662.5タカ(2197円)だった。

[後略]

Bangladesh News/The Daily Star Sep 14 2018
https://www.thedailystar.net/business/news/bangladesh-rmg-garment-workers-minimum-salary-8000-taka-announced-1633342
翻訳:吉本
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