【Financial Express】2018年4-6月の環境への投資は、1-3月期と比較して8.90％増加した。
バングラデシュ銀行（BB）によると、グリーンファイナンス*として投資された金額は、1-3月期は240.924億タカ(318.4億円)だったが、4-6月期は262.3775億タカ(347億円)に増加した。
4-6月の四半期報告書は、BBはシナリオ全体を監視し、適切な政策を取ることで重要な役割を果たそうとしていると述べている。
「これらの政策成果はプラスになると予測する。将来的にはグリーンバンキングが主流化されることで、銀行と金融機関のより厳密で効果的な業績が期待できる」
BB担当者は、銀行や金融機関も日常的なビジネスや長期的な活動にグリーンプラクティスを採用していると話す。
また、57銀行のうち31行、33金融機関のうち10機関は、この(4-6月)四半期中にグリーンファイナンスを公開しているという。
「BBは2011年2月にグリーンバンキングに関する政策ガイドラインを発表しました。このガイドラインの下、すべての銀行や金融機関では、環境にやさしい金融活動を導入しました」
56銀行が少なくとも1つのオンライン支店を持ち、46銀行が2018年6月までにインターネットバンキングを導入したという。
BB担当者は、銀行や金融機関はグリーンバンキングのスタッフに定期的な研修を提供していると補足した。
32銀行がグリーンバンキングに関する114の研修プログラムを行い、3860人が参加している。一方、6金融機関がグリーンバンキングに関する6つの研修プログラムを行い、147人が参加していると、BBのデータは示している。
銀行と金融機関は中央銀行の指示に従って、CSR（企業の社会的責任）予算の10％を使って『気候変動基金』を形成している。
BBはアジア開発銀行（ADB）の支援を受け、温室効果ガスの排出削減やレンガ工場の微粒子汚染改善のため、『レンガ窯効率向上プロジェクト』という融資の枠組みを設立した。
*空気や水・土の汚染除去、温室効果ガス排出量削減、エネルギー効率改善、再生可能エネルギー事業への投資など、環境に良い効果を与える投資への資金提供
Financial Express/Sep 29 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/green-investment-increases-by-89pc-in-april-june-quarter-1538146570
翻訳：吉本
#バングラデシュ #ニュース #グリーンファイナンス
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