2031年、エネコスト倍増

2031年、エネコスト倍増
【The Daily Star】工業や運輸部門のエネルギーコストは2031年までに200億ドル(2兆2197億円)となり、2021年から倍増するだろう。JICAバングラデシュの平田仁所長は述べた。

JICAはバングラデシュの将来の発展のため、重要なエネルギーコストを削減する努力を支援してきた。

平田氏は国営バングラデシュ・インフラストラクチャ資金基金(BIFFL)がボンゴボンドゥ国際会議で開催した『グリーン&PPPコンベンション&エキスポ2018』の開会式で講演した。

主賓としてAMA・ムヒト財務相が出席した。 BIFFLは配当金として、ムヒト氏に6.4億タカ(8.5億円)の小切手を手渡した。

平田氏は、バングラデシュは低コストの天然ガス発電と並行して電力を輸入しているため、エネルギーの効率的な利用は非常に重要で、コストを最小限に抑えるために電力料金も引き上げられてきたと述べた。

また、エネルギー効率の良い機械を産業界に設置する必要があり、JICAはここ2年、バングラデシュを支援してきた。これまでバングラデシュに1億ドル(111億円)提供してきたが、需要は10億ドル(1110億円)あると補足した。

BIFFLは持続可能なインフラ整備のための官民パートナーシップ(PPP)の一環として、効果的で環境に優しい技術を促進するためにこの博覧会を開催した。

BIFFLの声明によると、この会議は参加者がグローバルでベストなやり方の経験を共有し、環境に優しい政策と規制を可能にする政策立案者への提言をまとめるためのプラットフォームを提供したという。

専門家や開発パートナー(JICAなど)、銀行、規制当局、ユーザーが参加する本会議に沿って、3つの国家セミナーが開かれる。

博覧会では持続可能な環境に優しい技術のサプライヤーが、自らの革新的なビジネスソリューションを展示している。また、環境に優しくエネルギー効率の高い技術や機器、資金調達先について、多くの知識とアイディアを得ることができる。

BIFFLは電力やエネルギーの節減につながるエネルギー集約型工業部門と、インフラ開発事業におけるエネルギー効率が高く環境にやさしい技術の普及を全国的に推進する一環として、会議と博覧会を開催した。

今年のイベントはチッタゴン(Chattogram)のGECコンベンションセンターでも今日から7日までの日程で開催される。

BIFFLのSM・フォーマヌル・イスラムCEOは歓迎の挨拶で、2011年に設立されたBIFFLは電力やエネルギー、通信、経済など様々な分野で211.6億タカ(280億円)の資金提供を行った。また、将来のプロジェクトとして、316億タカ(418億円)の融資を提供すると述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 5 2018
https://www.thedailystar.net/business/news/energy-costs-double-2031-jica-1642792
翻訳:吉本
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