選挙を前に株価下がる

選挙を前に株価下がる
【The Daily Star】12月に予定されている国政選挙を前に、株式市場の投資家は不安を感じている。

先月公開された過去最高のGDP(2017ー18会計年度)や政府支出の増加、ダッカ証券取引所(DSE)への中国コンソーシアムの参入、流動性危機の緩和は、今年当初から低迷している市場を活性化させることに全て失敗した。

昨日、DSEの主要指数であるDSEXは50ポイント以上急落し、5331となった。売上高は前日比7.7%減の43.9億タカ(58億円)で、前月比およそ50%減となった。

投資家は昨日、350億タカ(462.5億円)近く、この5日間で654.5億タカ(864.9億円)を失った。

「多くの投資家の心に選挙への複雑な思いがあり、彼らのほとんどは慎重な姿勢をとっています」
市場はバイヤー不足に直面し、昨日、ほぼ1%下落することを促したと、市場アナリストは述べた。

国有企業であるバングラデシュ投資協会(ICB)だけが市場の安定化を助けることができると、別のアナリストはいう。

だが、ある銀行の証券担当部長は「ICBはまだ資金調達として200億タカ(264.3億円)の債権を売却していないため、厳しい立場にあります」との見解を示した。

中央銀行は2週間前、ICBの投資が市場へのエクスポージャーとしてカウントされないことを銀行に通知し、ICBが債券を発行する方法を明らかにした。

一方、IDLC証券は、昨日の落ち込みはエネルギーや食品、エンジニアリング、繊維株が減少したことが原因だと指摘した。

7.2%値下がりしたKPCLは、2.66億タカ(3.5億円)と、最も取引された株だった。

DSEでは259銘柄が下がり、49銘柄が上がり、35銘柄が変化なしで、明らかに損をした投資家が多かった。

2018年6月末日の2017-18会計年度終了時、三社に推奨配当があった。国有電力会社DESCOは現金配当10%、MIセメントは現金配当15%、ラヒム・テキスタイル工場(Rahim Textile Mills)は現金配当20%と株式配当10%だった。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 22 2018
https://www.thedailystar.net/business/news/stocks-feeling-the-election-nerves-1650130
翻訳:吉本
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