【Financial Express】BIMSTEC（ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ）は、FTA（自由貿易協定）運用の締め切り期限を2019年と定めた。
19日にダッカで閉幕したBIMSTEC貿易交渉委員会の最新会議で、域内加盟国は合意に達したという。
BIMSTECはベンガル湾沿岸国と隣接地域の7カ国で構成されている。
バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイが1997年、他分野での協力を目指して結成した。
「加盟国は、2019年2月28日までに『確約日程』を提出することに合意しました」
BIMSTEC事務局の高官が20日、述べた。
同年、FTAを導入するための貿易・経済閣僚会議が開催されるという。
確約日程には、ファストラック除去やノーマルトラック除去、ノーマルトラック削減、ネガティブリスト製品が含まれると、事務局高官はFE紙に述べた。
BIMSTECメンバーは、ネガティブリスト製品がわずか10％だけ見直しができることについても合意に達した。
会議中、『貿易商品』に関して画期的な進展があったことも判明した。
すべての加盟国は、2017年価格を関税譲許の基本割合とみなすことにも合意した。
インドは2015年価格に基づく製品固有ルール（PSR）に関する案を提案したが、他の国々はこれに反対したと情報筋は述べた。
FTAの一般様式はやむを得ない事情がない限り、2011年文書に基づくと決定された。
専門家は、FTAの実施により、BIMSTEC域内の貿易額が現在の推定400億ドル(4兆4395億円)から、2400億ドル(26兆6370億円)に成長すると見ている。
Bangladesh News/Financial Express Nov 21 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bimstec-sets-2019-deadline-to-make-fta-operational-1542773275
翻訳：吉本
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