日本の経済特区プロジェクト

【The Daily Star】政府は日本の投資家のため、ナラヨンゴンジ(Narayanganj)県アライハザール地区に経済特区を設置する258.2億タカ(341.2億円)のプロジェクトを始める予定だ。
 
その内、82%が日本国際協力機構(JICA)が、残りをバングラデシュ政府が支出する。

プロジェクトは5日、国民経済会議実行委員会の会議で議論される。

2014年、バングラデシュと日本の両首脳が互いの国を訪問した際、日本の投資家用に経済特区を設置する決定がなされた。

昨年12月、バングラデシュを訪問したJICA訪問団は212.7億タカ(281億円)の支出を約束した。融資契約は6月に署名することになる。

実施機関のバングラデシュ経済特区庁(Beza)がプロジェクトの下、土地開発やアクセス道路建設、発電所、送電線、ガスパイプラインを設置する。

BEZA関係者によると、政府はアライハザールで1千エーカーの土地を取得する予定だが、そのうち500エーカーはすでに取得したという。

2017年初頭、政府はナラヤンガンジとチャットグラム(Chattogram)で土地を取得するため、99.1億タカ(131億円)のプロジェクトを開始した。このプロジェクトの下、日本向け経済特区の土地取得が進行中だ。

BEZA関係者によると、およそ200人の日本人投資家がこの特区へ興味を示しているという。

多くの日本人投資家がミャンマーとバングラデシュに、中国からの工場移転を考えていると、関係者は話した。

政府はチャットグラムのミルザライにも、別の日本人向け経済特区を設置する可能性がある。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 4 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-taking-tk-2582cr-project-japanese-economic-zone-1710268
翻訳:吉本
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