大気汚染警報発令

大気汚染警報発令
【The Daily Star】大気汚染が危険レベルだとして6日、国会は環境・森林・気候変動省に適切な措置を取ることを求めた。保健省はダッカ(Dhaka)、ナラヨンゴンジ(Narayanganj)、ガジプール(Gazipur)、 チャットグラム(Chattogram)に警報を発令した。

大気汚染の警報はバングラデシュで初めてとなる。

アワミ連盟議員で環境常任委員長のサバー・ホサイン・チョードリー氏は会議後、公衆衛生警報について本紙のインタビューに応じた。緊急事態でない限り、ダッカ、ナラヨンゴンジ、ガジプール、 チャットグラムを訪問しないよう強く求める。これらの都市の大気汚染は危険レベルに達しているため、緊急を要すると話した。

世界保健機関によると、AQI(空気質指数)50までは安全レベル、AQI300になると危険レベルと考えられている。

サバー氏はダッカのAQIは479だと昨日知らされたという。ナラヨンゴンジは420、ガジプールとチャットグラムは300以上だった。

サバー氏は、中国やタイ、そしてインドでさえ、AQIが300に達した場合は公衆衛生警報を発令すると話す。
「その場合、学校やカレッジを閉鎖とします。バングラデシュではAQIが300に達するたび、公衆衛生警報を発令するよう求めました」

警報発令は緊急事態ではないにせよ、国民が家から出ないことを求めているという。

教育機関が望むのであれば、警報発令中、一時的に教育機関を閉鎖することができるだろうと、元国会議員連合会長でもあるサバー氏は話した。

国会監視団(国民議会委員会)は環境常任委員会の中で、環境省は環境関連法を執行するため、各市長らと共に、住宅公共事業省や道路交通橋梁省、内務省と省庁間緊急会合を開くことを勧告した。

この勧告は、バングラデシュが世界で最も大気汚染された国、ダッカが世界2位の大気汚染首都とランクされたのと同時に行われた。

5日に発表された『世界の空気質報告書2018』は、「人口加重により、国レベルではバングラデシュが最も大気汚染が進んだ国として台頭した」と述べた。

地球規模の大気汚染を監視するグリーンピースとエアビジュアルは、公共の監視情報源から収集した昨年のデータに基づいてこの報告書を作成した。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 7 2019
https://www.thedailystar.net/backpage/alert-public-about-air-pollution-in-bangladesh-1711501
翻訳:吉本
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