列車混んでも利益出ず

列車混んでも利益出ず
【Financial Express】イード休暇中、鉄道で都市を離れる乗客数はほぼ2倍になるが、バングラデシュ鉄道(BR)の年間収入全体にはほとんど影響を与えない。状況に精通した人々は話した。

(イード)フェスティバル前後のチケット販売の増加はそれほど重要ではなく、多くの乗客の移動はBRの総収入にそれほど影響を与えないという。

BRはイードフェスティバルの前後5日間、ダッカやその他の主要駅から特別列車サービスを運行する。この期間中、首都を出るほぼすべての列車で立席チケットを販売する。

だが、列車の屋根に登って目的へ向かう多くの乗客は旅費を払わない。

Md・ミア・ ジャハン局長代行(運行担当)は本紙に対し、特別サービス期間中は収益が顕著に増加するものの、年間売上が低迷しているため、全体的な収入は下がっていると話した。

イード休暇中は通常の倍の約4万人が列車に乗り、コムラプール駅や空港駅から出発する。

特別サービス期間中、BRは都市を出るほぼすべての列車に客車を増結し、さらに5千人の乗客を乗せる。

立席チケットは総座席数の30%に制限されている。

立席チケット所有者に座席はないが、通常のチケットと同じ運賃を支払う。

だが、BRは屋根の乗客から運賃は取らない。一般的に『TT』として知られる列車の切符検札官は、これらの乗客の切符をチェックしない。

昨年5月のイード・アル・フィトルの期間中、BRはコムラプール、空港駅の両方から68万1457人の乗客を乗せ、2.19億タカ(2.9億円)のチケットを販売した。

だが、6月に販売金額はほぼ半減し、乗客数は59万6743人に減少した。

乗客数は12月がピークで、最も少ないのは(断食する)ラマダン月だという。

BRは7月29日から、来たるべきイード・アル・アドハに向け、8月7日~11日分の前売りチケットを販売した。

イード当日の8月12日は列車の運行を停止する。

2017-18会計年度、BRは9005万人の乗客を運んだ。前年は7780万人だった。

BRのデータによると、現在94の都市間列車が走り、総収入の約84%を占める。

ただし、2017-18会計年度は14億タカ(18.5億円)の純損失が発生した。運行費は29.1億タカ(38.4億円)だったという。

Bangladesh News/Financial Express Aug 7 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/national/railways-spl-eid-service-fails-to-halt-bleeding-1565151987
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #鉄道 #イード・アル・アドハ #コムラプール