【Financial Express】疫学疾病管理研究所(IEDCR)は、全国各地のさまざまな病院から、デング熱感染が疑われる173件の死亡報告を受けた。
そのうち88件の症例を調査した結果、政府機関(IEDCR)は蚊が媒介した疾患だとして52件を認めた。27日、保健サービス総局(DGHS)が明らかにした。
バングラデシュ連合ニュース報道によると、この間、さらにダッカ(Dhaka)、ジェナイダ(Jhenaidah)、ロングプール(Rangpur)県の3人がデング熱で死亡した。
ダッカ医科大学病院では、ガジプール(Gazipur)県ジョイデブプール(Joydebpur)郡のビラル・ホサインさんの息子Md・ジサンさん(18)が亡くなった。
ロングプール医科大学病院では、ディナジプール(Dinajpur)県ビラル(Biralu)郡のモウトブ・ウディンさん(24)が亡くなった。
ジェナイダのカリゴンジ(Kaliganj)郡複合医療センターでは、カリゴンジ郡ボニリアのアブドゥル・ラヒムさんの妻スフィア・ベガムさんが亡くなった。
DGHSによると、27日朝までの24時間で新たに1299人のデング熱患者が入院し、これで感染者数は6万6064人となった。
1299人のうち、608人がダッカ市内、残り691人が国内各地で入院したことが確認された。
政府データでは死亡者は52人だが、国内メディアは100人以上だと報道している。
最も多くの患者が入院したのはダッカ医科大学病院(DMCH)で、108人が入院した。
DGHSのデータは、8月27日(火)までに4万7603人が罹患し、すでに1カ月のデング熱患者数の記録を塗り替えたことも示した。
ダッカでは23日朝までに、6万559人が退院した。
ダッカに次いで2番目にデング熱が流行しているのは、国内第2の都市チャトグラム(Chattogram)だ。
世界保健機関(WHO)は、ウイルス熱に対する特別な治療法はないが、早期発見と適切な投薬により、死亡率が1%未満に低下するとしている。
その上で、清潔と啓蒙活動が、この病気に対する不可欠な事前対策だとした。
Bangladesh News/Financial Express Aug 28 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/national/govt-confirms-52-deaths-from-dengue-1566918639
翻訳:吉本
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