家畜保険の新時代

家畜保険の新時代
【The Daily Star】28日、グリーン・デルタ保険とブラック銀行は、国内初となる畜産農家向けの保険を試験的に始めた。これにより、畜産業の状況が一変する可能性がある。

保険に裏付けられた貸付けベースの製品は、全国400軒の農家で1年間試験的に導入される。

牛の障がい、死亡、妊娠関連の複雑な問題が保険の対象となり、保険料は家畜の想定価格の3%となる。

ブラック銀行から畜産関係の融資を受ける農家は、保険に加入することができる。

「試験プロジェクトを通じ、持続可能な方法についてアイデアを得ることができるでしょう」
グリーン・デルタ保険のファルザナ・チョードリー最高経営責任者は話す。

彼女は保険会社の賠償請求について、農家の間に否定的な認識があることを認めた。

「この製品で否定的な認識を取り除き、農業部門と協力したいと考えています」
その上で、天候ベースで支払われる作物保険の経験が、製品設計に役立つと補足した。

グリーン・デルタは2016年、天候指数ベースの作物保険を開始した。複数の作物を作る約1万人の農家を対象に、季節外れの豪雨、サイクロン、寒波による被害を保証するもので、2200人の農家の請求に応えた。

最初の牛保険は1970年にサドハラン・ビマ協会によって始まったが、技術の欠如のため、その芽は摘まれてしまったというのは、保険開発局のゴクル・チャンド・ダス氏。

「サドハラン・ビマに技術がなかったため、請求決済システムが複雑でした」
だが、今回の保険はすべての牛がアプリで追跡されるという。

保険会社は牛の首にチップを付ける。このチップは牛の健康データや写真など、多くの情報を提供する。

「新しい技術を使用することで、請求の決済が容易になります」

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Aug 29 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/new-era-begins-livestock-insurance-1792321
翻訳:吉本
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