送金流入額30億ドル超

送金流入額30億ドル超
【Financial Express】イード・アル・アドハ向けの送金増額を受け、海外に居住するバングラデシュ人のここ2カ月の送金額が、30億ドル(3330億円)を超えた。

2日に発表された中央銀(BB)行の最新統計によれば、送金流入額は昨年同期より13%近く多い30.8億ドル(3418億円)だった。昨年は27.3億ドル(3030億円)だった。

月別で見れば、8月の流入額は7月から1.1485億ドル(127億円)減少し、14.8億ドル(1643億円)で、7月は16億ドル(1776億円)近くだった。

「イードフェスティバルに加え、世界的なメルトダウンの可能性への懸念によって引き起こされた低金利が、送金流入を増加させました」
BB高官は述べた。

また、政府が海外労働者に対して2.0%のインセンティブを発表したことを受け、今後数カ月間、送金の増加傾向が続くと予測した。

海外居住労働者が適法な手段で送金することを奨励するため、政府は20会計年度予算に、既に306億タカ(404億円)を割り当てた。

別のBB関係者によると、現在、送金流入促進のため、世界中で29カ所の交換所が運営され、1200社以上と引出金協定が結ばれているという。

シャージャラル・イスラム銀行のムハンマド・シャヒドゥル・イスラム社長によると、イード祝い、政府によるインセンティブの発表、違法『ハンディ』をチェックするためのBBの監視強化が、最近の送金流入額押し上げに役立ったと述べた。

BBは以前、海外居住バングラデシュ人に対し、苦労して稼いだお金を国の外貨準備高を押し上げるための違法なハンディシステムではなく、正式な銀行チャネルを通じてを送金することを奨励する一連の措置を講じていた。

8月、民間銀行は流入額のほぼ1/3に当たる10.9億ドル(1210億円)を受け取った。

それとは対照的に、国の貸し手は3.5953億ドル(399億円)、外資系銀行は1186万ドル(13.2億円)を受け取り、特別なカウンターパートは2389万ドル(26.5億円)を取り扱った。

Bangladesh News/Financial Express Sep 3 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/remittances-top-30b-in-august-1567486307
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #送金流入 #イード・アル・アドハ #海外労働者