バイクの96%は国内生産

バイクの96%は国内生産
【The Daily Star】わずか2年前、バングラデシュはバイク需要の95%を満たすため、輸入に依存していた。だが、状況は完全に逆転した。今日、道路を走る二輪車の約96%は、国内で製造されたか組み立てられたものだと、業界関係者は話した。

日本ブランドのホンダ、スズキ、ヤマハ、インドのバジャジ、TVS、ヒーロー、バングラデシュのランナー自動車の7社は、急速に成長する市場の中、バイク製造や組み立てをほぼ国内で自給自足している。

バイク輸入業者から、国内組み立て業者・製造業者へと至るバングラデシュの旅は、輸入代金を満たすために必要で貴重な外貨を節約しただけではない。何千もの雇用機会を創出した。

さらに、バイクの価格は、一台当たり1万5千タカから2万5千タカ(2万から3万3千円)引き下げられたと、TVSオートバングラデシュのビプロップ・クマール・ロイ最高経営責任者(CEO)は話す。

転換点は2016-17会計年度。国内での組立や製造を促進するため、二輪車の完全解体車(CKD)の輸入関税が25%削減されて20%になってからだという。

ライド・シェアリングの出現は、この業界にさらなる弾みをつけた。

工場経営者らは、収入増加、経済の着実な成長、有利な政策や関税構造のため、今後2〜3年で市場が何倍にも成長すると見ている。

市場関係者によると、国内では毎日約1600台のバイクが販売され、2016年の900台からほぼ倍増したという。2016年27万台、2017年38万7千台だった年間販売台数は、昨年は48万台へと増加した。

バイクの平均価格が10万タカ(13万2千円)だと仮定すると、年間の売上高は500億タカ(660.7億円)で、4輪車の市場規模と匹敵するようになった。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Oct 4 2019 
https://www.thedailystar.net/business/news/96pc-bikes-made-locally-1809223
翻訳:吉本
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