税収目標を24%下回る

税収目標を24%下回る
【Financial Express】現会計年度(2019-20)当初4カ月間の税収は、目標に対し、約2022億タカ(2672億円)の不足となった。

徴収額は前年同期比4.33%と、低い伸びだった。

国家歳入庁(NBR)の暫定データによると、2019-20会計年度7-10月期の税収は、目標の8531.7億タカ(1兆1274億円)に対し、6509.6億タカ(8602億円)。昨年同期は6239.3億タカ(8245億円)だった。

昨年同期、所得税は12.90%増と過去最高の成長率を記録した。VAT(付加価値税)は1.79%、関税は0.09%の伸びだった。

だが、今年度は3税とも目標を達成することはできなかった。

3税のうち、VATが825.8億タカ(1091億円)の不足と最も多く、次いで関税(1031億円)、所得税(416.2億円)と続いた。

昨会計年度同期の税収は、前年(2017-18)同期比で6.74%増だった。関税は8.85%、VATは2.12%、所得税は11.19%増加した。

税収不足は、財政赤字を満たすため、政府が銀行借入を拡大したことでもたらされた。

バングラデシュ銀行のデータによると、2019-20年度11月21日現在、政府の純借入額は4260.7億タカ(5630億円)で、今会計年度の銀行借入目標の90%に当たる。

NBR高官は本紙に対し、税収目標は、前年比40%以上の成長の期待に沿って設定されたとした。
「3兆2500億タカ(4兆2900億円)の目標は野心的なものであり、税基盤が貧弱で、収入を生み出す商品の輸入が減少傾向の中で達成することは難しい」

関税収入の低い成長に関して担当者は、製造業の成長を促進するため、NBRが当初4カ月間で1075.1億タカ(1421億円)相当の免税措置を取ったからだとした。

【後略】

Bangladesh News/Financial Express Dec 5 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/nbr-revenue-falls-24pc-short-of-july-oct-target-1575519018
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #税収 #国家歳入庁 #所得税 #VAT関税