【The Daily Star】29日、北ダッカ市(DNCC)は、トラーバグ(Tolarbagh)やミルプール(Mirpur)に隣接するスラム街の1千世帯を対象に、食料を配布した。
選出されたアティクル・イスラム市長やジャマル・モストファ市長補佐が、米5kg、ジャガイモ2kg、レンズ豆1kg、タマネギ1kg、大豆油1リットルが入った食料袋を配布した。
貧困世帯に食糧を配布するため、市内54区はすべて対象となると、アティクル市長は述べた。
トラーバグ地域がコロナウイルスによる都市封鎖を受け、誰もが食料配布に行くことを恐れたので優先したとし、DNCC地域の2万5千の貧困者に食料配布を行う計画を立てたと、市長は述べた。
「31日から始め、まず4千袋を配布します。残りは少しづつ配布します」
ジャマル・モストファ氏は、各区長に500袋を提供し、区内の貧困家庭に配布してもらうと述べた。
「リザーブシートの女性区長には100袋追加します」
DNCCは、コロナウイルスの感染で年配者が死亡した翌3月21日から、トラーバグ地区の40棟に住む672世帯を封鎖している。
一方、ボシャンテックスラムの一部の住民は、地元区長が関係者だけに食料配布をしていると非難した。
この非難についてサレク・モラー15区長は、各スラムのリーダーが提供したリストを通じで袋を配布したとし、自身でリストは作っていないと反論した。
【消毒作戦継続】
DNCCは29日、市内各所で、8個のタンクに入れた消毒剤11万トンを散布した。
散布エリアはミルプール10、13、14区と隣接地区、カフルル(Kafrul)、イブラヒムプール(Ibrahimpur)と隣接地区等。
この他、様々な路地でハンドスプレーによる消毒剤噴霧を行った。
Bangladesh News/The Daily Star Mar 30 2020
https://www.thedailystar.net/city/news/dncc-distributes-food-among-1000-families-mirpur-slums-tolarbagh-1887496
翻訳:吉本