JICAの食料発展プロジェクト

JICAの食料発展プロジェクト

【Financial Express】国際協力機構(JICA)はバングラデシュの農産加工やアグリビジネスの拡大を目的に、88.2億タカ(116.6億円)のフード・バリュー・チェーン*発展プロジェクトを実施する。

プロジェクトでは、農業ベースの事業開発や食品加工、食料安全保障分野の現場で働く組織や起業家に、低金利融資と技術支援を提供する。

また、安全で質の高い食料提供の取組みを強化することの他、持続可能な開発目標(SDGs)の1(貧困をなくそう)、2(飢餓をゼロに)、8(働きがいも経済成長も)の達成に貢献する。

ヌルル・マジッド・マフムード・フマユン工業相とJICAバングラデシュの早川友歩所長とのオンライン会合で明らかになった。

「最近の経済成長は、国内外の高品質で安全な食料に対する需要の増加につながっています」
早川氏は会議で述べた。

そのうえで、あらゆる生産段階において、フード・バリュー・チェーンの質の確保や発展が求められていると指摘した。

フマユン氏は、JICAをバングラデシュの開発パートナーの一つだとし、インフラ整備や最新技術訓練、食品および食品関連産業の発展に大きく貢献していると述べた。

また、JICAはバングラデシュの国営製糖工場の製品を多様化する革新的なプロジェクトを実施することができると指摘した。

「バングラデシュの食品産業の質向上のため、プロジェクトの迅速な実施に対する可能な限りの支援を行います」
フマユン氏は述べた。

*農業に関連する人たちがみんなで手を取り合って価値の高いものを作ることができるようなシステム

Bangladesh News/Financial Express Aug 23 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/jica-to-implement-tk-882b-food-value-chain-dev-project-1598187699
翻訳:吉本

バングラデシュ #ニュース #JICA #フード・バリュー・チェーン #工業相