【The Daily Star】国家歳入庁(NBR)は所得税と輸入関税の増収により、7-10月にかけて6655.5億タカ(8794.8億円)の税金を集めた。

目標は2044.5億タカ(2701.7億円)下回った。NBRはこの期間、8700億タカ(1兆1496億円)の税収を目指していた。

「コロナ禍の中、経済が低迷しているにも関わらず、我々は多くの税金を集めることができました」
NBR本部で開かれた記者説明で、アブ・ヘナMdラウマトゥル・ムニーム長官は述べた。

NBRは今年、新型コロナウィルス拡散防止で税フェアを開催しなかったため、それぞれの現地事務所が確定申告の支援イベントを企画した。

ムニーム氏は、11月30日の所得税申告書提出期限を延長しないとした。だが、納税者は時間延長を申し出ることで、期限切れ後の4カ月以内に申告書を提出することができる。

NBRによると、納税者が申告書を提出しやすくするため、各現地事務所ではイベントのような形を取ることで調整を進めているという。

NBRの暫定データによると、所得税は前年同期比5％増の2074億タカ(2740.6億円)を集めた。

輸入関税は前年比5.5％増の2179億タカ(2879.4億円)、最大の税収源のVATは5％減の2402.5億タカ(3174.7億円)だった。

ムニーム氏は、VAT法で規定される範囲が広がったため、今後、VATの徴収には大きな可能性があると述べた。

だが、主な取引がデビットカードやクレジットカードで行われていないため、NBRはその利点を最大限に活用することができない。

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7-10月期税収増加