今いる場所でイードを祝おう

今いる場所でイードを祝おう

【The Daily Star】シェイク・ハシナ首相はイスラム教徒に対し、新型コロナウイルスの蔓延抑制のため、来るべきイード・アル・フィトルは今いる場所で祝うよう求めた。

「イードで命を懸けた旅行をすべきではありません。今いる場所でイードを祝いましょう」

首相は官邸からウェブ参加した船舶省傘下の様々な機関の記念プログラムで呼びかけた。

「コロナウイルス拡散防止のため、国民の皆さんには健康規則を守り、緊急性がない限り、別の場所へ移動しないようお願いします」
そのうえで、日常生活が戻ってくれば親しい人たちに会うことができると述べた。

「無症状の感染者があちこち移動すると多くの人に広がり、生活に支障をきたす可能性があります。そのため、政府は人の移動を制限する措置をとっています」

首相はパンデミックが深刻な苦しみを与えていることに触れ、政府は国民に適切な支援を行うために全力を尽くしていると述べた。

政府は、パンデミックで大きな被害を受けた極貧層や失業者、日雇い労働者、人力車運転手、バン運転手、運送業従事者、低所得者など365万世帯に対し、すでに2500タカ(3304円)の現金支援を行った。また、災害対策省はラマダン期間中も被災者への食糧支援を継続している。

ハシナ首相は富裕層に対し、貧困に苦しむ人々を助けるよう呼びかけた。

Bangladesh News/The Daily Star May 7 2021
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/celebrate-eid-where-you-are-now-2089517
翻訳編集:吉本

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