製薬会社増益

製薬会社増益

【The Daily Star】新型コロナウイルスパンデミックに伴うマーケティング費用の減少により、上場医薬品メーカー現会計年度当初9カ月の利益は18%増加した。

数字は、プライム・ファイナンス資産マネジメント社が製薬会社13社を分析してまとめた。なお、ACIとオリオン製薬の業績はまだ公表されていないため除外している。

上場医薬品メーカーのうち8社の利益が増加し、総利益は216.8億タカ(286.5億円)となった。そのうちの1社ビーコン製薬は7.5億タカ(9.9億円)と5倍に急増した。

「生産性の高いオペレーションが、医薬品メーカー増益の主な理由です」
スクエア製薬のムハンマド・ザハンギール・アラム最高財務責任者は述べた。同社の利益は約11%増加し116.3億タカ(153.7億円)だった。また、パンデミックの影響でコミュニケーション費用やプロモーション費用など、管理費が減少したことも理由だとした。

レナタ社のMd・ジュバエル・アラム主事も利益の増加は主にマーケティング費用の減少によるものだとした。昨年30.5億タカ(40.3億円)だった同社の利益は、今年36.3億タカ(48億円)に増加した。今年は会社の代表者が医師に会いに行く回数が減ったため、マーケティング費用が下がったという。

アラム氏によると、製薬会社の売上の伸びは相対的に低いが、今年各社の売上高の伸びは5~6%で、前年よりもはるかに高かったという。

「ウィルスの影響で、多くの医師が個人診療を控えたことや患者が診療所や病院へ行くことをためらったためです」

今年の輸出は鈍化したが、パンデミック第2波が緩和されつつある現在、数カ月で急増することを期待しているという。

「株式市場の観点からは、医薬品は機関投資家にとって好ましい部門でした」
プライム・ファイナンス資産マネジメント社のアリフル・イスラム調査部長は、医薬品は必需品であり、どのような状況でも良い結果が得られると期待されていたと述べた。

19日のダッカ証券取引所では、上場している医薬品メーカーや化学会社のうち、レナタ社が0.01%上昇して取引を終えた。

スクエア製薬は0.23%減、ベキシムコ製薬は2.63%減、Ibnシナ製薬は1.27%減、アクメ研究所は0.98%減、ビーコンは0.71%減、レッキット・ベンクカイザーは0.15%減だった。

Bangladesh News/The Daily Star May 20 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/pharmas-rake-higher-profits-2095321
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #製薬会社 #増益 #管理費 #パンデミック