【The Daily Star】米、小麦、レンズ豆、砂糖などの主要食料品価格が上昇したことで、4月のインフレ率は3カ月連続で上昇した。

24日発表されたバングラデシュ統計局（BBS）のデータによると、一般インフレ率は前月の5.47％から9ベーシスポイント上昇し、5.56％となった。

食料品インフレ率は5.51％から5.57％へ、非食料品インフレ率は5.39％から5.55％に上昇した。

消費者物価指数の算出には、都市部と農村部という2つの消費者バスケットが用いられる。

都市部では422品目が、農村部では318品目の食料品及び非食料品価格が考慮される。

BBSは都市部64カ所、農村部64カ所、ダッカ市12カ所、合計140カ所の主要市場から価格データを収集している。

農村部の4月のインフレ率は前月比で11ベーシスポイント上昇、5.66％となった。食料品インフレ率は3月の5.83％から5ベーシスポイント上昇して5.88％、非食品インフレ率は22ベーシスポイント上昇して5.25％となった。

都市部の4月のインフレ率は8ベーシスポイント上昇、5.39%となった。食料品インフレ率は7ベーシスポイント上昇して4.87％、非食料品インフレ率は9ベーシスポイント上昇して5.96％となった。

4月はラマダンとイード・アル・フィトルで消費量が増加したため、食品、非食品双方のインフレ率が上昇した。

BBSデータによると、4月は2品種の米、レンズ豆、小麦、砂糖、食用油の価格が上昇した。

今年度の政府のインフレ率目標は5.5％。昨年度は5.48％に抑えることができた。

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4月のインフレ率上昇