22年度予算可決

22年度予算可決

【Financial Express】国会は30日、7月1日から始まる2021-22会計年度予算6.04兆タカ(7.98兆円)を可決した。

シリン・シャルミン・チョードリー氏が議長を務める国会の予算会議で、音声投票により可決された。可決された予算は、実施前に大統領の承認が必要となる。bdnews24.com報道。

予算案は6月3日、AHMムスタファ・カマル財務相が国会に提出していた。

その後、議員間で議論されたが、昨年同様、短時間審議となった。

前年の2020-21年度予算は、パンデミックの中、2日間の審議で可決された。2021-22年予算審議はまず4日間にわたって行われ、10日間の休みをはさみ、さらに2日間の審議が行われた。

6日間で約15時間の予算審議が行われ、100人以上の国会議員が参加した。

通常は50~65時間の審議が行われる。

[予算概要]

2021-22年度予算はGDPの約17.5%で、前年度修正予算よりも12%高く設定した。

課題は前回同様、新型コロナパンデミックの影響を受けた経済を守り、さらに発展させることだ。

アワミ連盟政府は例年、バングラデシュ経済を次のレベルに引き上げるというビジョンに沿って、開発部門をより重視してきた。

2.25兆タカ(2.97兆円)の次期年度の年次開発プログラムはすでに承認されている。

パンデミックに見舞われた経済は昨年末に好転するかと思われたが、2021年にパンデミック第2波が発生、再び国内が閉鎖状態に陥ったことで、復活への楽観が喪失した。

また、貿易や取引がパンデミックの影響を受けたことで、ここ2年間は歳入がペースダウンしている。

だが、政府は提案する支出の64.45%をこの分野から調達することを目指しており、歳入目標を今年度の約11%増の3.89兆タカ(5.14兆円)に設定している。

この予算案ではGDPの6.2%、2.15兆タカ(2.84兆円)という記録的な赤字を計上し、従来の「レッドライン」である5%を超えるが、国内外からの多額の借り入れによって相殺するという。政府は不足分を補うために、海外から1.01兆タカ(1.33兆円)、国内から1.13兆タカ(1.49兆円)の借入れを予定している。

前年度、政府はGDP成長率8.2%を目標にしたが、パンデミックの影響を受けて6.1%に修正した。今回は7.2%の成長率と、インフレ率を5.3%に抑えることを目標としている。

Banglaesh News/Financial Express Jun 30 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/parliament-passes-tk-604-trillion-budget-for-fy22-1625054624
翻訳編集:吉本

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