厳格なロックダウン開始

厳格なロックダウン開始

【Financial Express】新型コロナ第2波による感染症や死亡者の急増を抑制するため、7月1日から1週間にわたって「厳格なロックダウン」が始まる。

内閣府は30日、21の指示を含む通達を出し、全国的な移動制限を宣言した。ただし、医薬品や生活必需品の購入、治療、ワクチン摂取などは、健康上の安全ガイドラインを適切に維持することを条件に、外出は許可される。

ダッカ警視庁(DMP)のシャフィクル・イスラム長官はこの日の記者会見で、警察は政府が課した制限に違反した者を逮捕すると述べた。

一方、救急隊員と報道機関スタッフは職業上の活動のために道路通行を許可するが、その際には身分証明書の携帯を義務付けるとした。

内閣府は、必要に応じて軍を配備し、厳重な封鎖が行うと通知した。

政府、準政府機関、民間オフィス、ショッピングモール、店舗などはすべて閉鎖、自動車の通行も禁止される。

また、公共の場での集会も禁止され、コミュニティセンター、アミューズメントパーク、観光地などは閉鎖される。

一方、肥料や種子、農薬、農機、農具などの農業必需品の輸送、食料品の輸送、救援物資の配布、歳入徴収活動、公益事業の緊急サービスは制限の対象外となっている。

トラック、ローリー、屋根付きバン、荷物運搬船は通常通り運行することができる。また、空港、海港、陸港にあるオフィスや衣料品工場を含む工業施設は、健康上の安全ガイドラインを守ることで通常通り操業することができる。

市民の需要に応えるため、台所市場や生活必需品を扱う店舗は午前9時から午後5時までは営業する。

ホテル、レストラン、食品店は午前8時から午後8時まで営業するが、店内に座ることができず、テイクアウトのみの提供となる。

昨30日には、道路、河川、鉄道、国内線などすべての公共交通機関が停止しているにもかかわらず、ダッカから故郷へ向かう市民の大量脱出が続いた。

バブバザール(Babubazar)、ガブトリ(Gabtali)、アブドゥラプール(Abdullahpur)、サインボード(Signboard)など、首都圏のすべての出口では、数千人がダッカ市街地から故郷へ向かって出発した。

彼らは移動のために余分な出費をしなければならず、それぞれの故郷にたどり着くまで多くの苦しみを味わった。

バングラデシュ民間航空局(CAAB)は政府の指示に従い、7月1日から7日まで、国内線の運航を全面停止することを決定した。国際線は通常通り運航し、出国する旅行者は空港に入る前にチケットを提示する必要がある。

バングラデシュ銀行(BB)は7月7日まで、すべての銀行に対し、時間制限でサービス提供するよう要請した。

30日の通知によると、期間中の銀行取引時間は従来の午前10時から午後3時30分ではなく、午前10時から午後1時30分までとなった。また、午前10時から午後5時までだった支店の営業時間を、午後3時までに変更することを求めた。

さらに7月7日まで、顧客の金融取引決済時間を、従来の午後3時30分から午後1時30分にすることを求めた。ただし、7月1日~4日までは、銀行休業日と週末、ロックダウンで休業となる。

証券取引所はロックダウン中、取引時間を1時間半短縮し、午前10時から午後1時までとなる。

Bangladesh News/Financial Express Jul 1
https://thefinancialexpress.com.bd/national/strict-lockdown-in-bangladesh-from-today-1625106547
翻訳編集:吉本

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