【Financial Express】MRT6号線5駅の準備がそれまで整うとして、国内初のメトロ鉄道(MRT)の高架線路を利用した試運転は、8月27日に開始される見込みだ。

関係者は、ウッタラ北駅、中央駅、南駅の電化工事はすでに完了、パラビ駅とミルプール10区駅の工事も1週間以内に完了する予定だとした。

「高架線路の試運転には電気が必要です。他のいくつかの駅はまだ完成していませんが、パラビ駅まで往復させる準備は間もなく整います」
MRT6号線プロジェクトに携わる関係者は述べた。

万が一、8月27日に間に合わなかった場合でも、8月中に試運転を開始するという。

プロジェクト実施主体の国営ダッカ大量高速輸送社(DMTCL)は、今年12月にMRT6号線の部分運行を開始することにしている。だが、コロナパンデミックの影響で作業が遅れたため、ウッタラからアガルガオンまでの部分開通に向けた修正スケジュールをまだ決定していない。

DMTCLのMANシディック社長は、8月中に試運転を開始することを目標に計画を進めるとしたが、具体的な時期については言及しなかった。

国内初のメトロ鉄道車両を製造する日本の川崎重工は、1月までに全24編成をDMTCLに引き渡す予定だ。DMTCLは、最初の1編成(6両)の試運転を車両基地で行ったが、駅の準備に手間取ったため、高架線路でのテストはまだだった。

関係者は、試運転が完了しなければ、DMTCLは列車運行の責任を負うことができないとした。残り23編成の列車を運行させるには、最初の1編成の試運転を完了させる必要がある。

現在、日本から2編成の車両が到着した。次の2編成は19日にウッタラのディアバリ桟橋に到着する予定だ。また、別の1編成は海路でモングラ港へ向かっている。

川崎重工はこれまでに日本で7編成の製造を完了した。

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高架線路での試運転は27日