【Financial Express】バングラデシュは、12歳から17歳までの子どもへのワクチン接種を試験的に開始する。14日、手始めに2校の生徒がコロネル・マレク医科大学病院でワクチン投与を受ける。

保健サービス総局のABMクルシド・アラム博士は、今回のワクチン接種は「試験的」なものであるとし、ワクチンを受けた人には10～14日間経過観察を行うと述べた。

「ハシナ首相から子ども用ワクチンを手配するよう指示されました。まず、2つの政府系学校の12歳から17歳までの生徒を選び、マニクゴンジ(Manikganj）県のコロネル・マレク医科大学病院で、ファイザー社製ワクチンの試験投与を行います」

「接種後、10～14日間は変化に注意するために経過観察を続けます。その後、ダッカで大規模なワクチン接種キャンペーンを開始します。このプロセスには教育大臣、教育次官、その他職員が関わっています」

保健相の選挙区が選ばれたのは技術的な問題からだという。

今週初め、ザヒド・マレク保健相は訪問先のスイスでWHO事務局やワクチン同盟Gaviの代表者らと会談し、子どもたちにワクチン接種することに同意されたとしていた。それを受け、保健省は12日、週の終わりまでに子どもへのワクチン接種プログラムを開始する予定だと述べていた。

政府は現在600万本のファイザー社製ワクチンを保有しているが、その半分を12歳から17歳までの子どもに投与する予定だ。

子どもたちは出生届や出生証明書、または学校を通じて、ワクチン接種を申し込むことができる、と保健相は述べた。

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子どものワクチン接種開始