【Financial　Express】BBIN加盟国のうち、バングラデシュ、インド、ネパールは、前回会合から約2年後の11月12日、ニューデリーで自動車協定（MVA）に関する協議を再開することになった。

ブータンがまだMVAを批准していないため、あらゆる車両のシームレスな移動を認めるイニシアチブは残りの3カ国で協議を続ける。

サブ地域接続イニシアティブの「BBIN MVA（バングラデシュ・ブータン・インド・ネパール自動車協定)」は2020年2月8日にジョイント・ワーキング・グループの最終会合を開催、ブータンはオブザーバーとして参加した。

4カ国間の国境を越えた道路輸送の自由な移動を目的とするMVAは、2015年6月15日にブータンで署名された。

その後、ネパールが3カ国間バスの運行に合意して加盟、2018年4月27日に試運転が行われた。

一方、ブータンはMVAを自国の環境や社会システムへの脅威とみなし、参加しないことを決めた。

公式筋によると、すべての加盟国が規約案に対する見解を持っていることから、議論を復活させるため、11月12日の会議が招集されたという。だが、この会議にブータンが参加するかどうかはまだ確定していない。

2020年2月の会合の次は5月に開催される予定だったが、コロナ禍で中止となっていた。

関係者によると、規約案については国税庁をはじめとする各方面から出された問題を議論することが期待されているという。

会合には外務省と運輸（道路交通橋梁)省関係者が出席する予定だ。

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11月12日 BBIN協議再開