【The Daily Star】三輪自動車やイージーバイクのハイウェイでの使用が認められなくなる。また、これらの車両は道路を走行するための許可証、登録証、適合証明書が必要なうえ、免許取得が必須となる。さらに、交通事故や交通渋滞の減少につなげるため、走行可能な車両に制限数が設けられる。

これは、無秩序で危険な三輪車や同種類の車両を規制するために政府が作成したガイドライン案の条項だ。ナシモン、カリモン、バッテリー駆動のイージーバイクなど、さまざまなタイプの三輪車が規制対象となる。

規制案は、今年、国内で交通事故や死亡者数が急増したことを受けて提出された。専門家らは、事故の原因はハイウェイでの大量の低速車両の走行だとしている。

道路交通ハイウェイ局（RTHD）は8日、「三輪車および類似自動車の適切な管理・制御ガイドライン-2021」と題したガイドライン草案をウェブサイトにアップし、一カ月間のパブリックコメントを求め始めた。

「草案のコピーを関係省庁に送付しました。個人や各省庁からの意見を聞いた後、省庁間会議を開催してから確定する予定です」
RTHDのユーサブ・アリ・モラー課長代理が本紙に述べた。

◇なぜガイドラインが必要か？

今年9月までにバングラデシュ道路交通局（BRTA）に登録された車両は486万9千台で、そのうち31万9千台が三輪車だ。だが、実際は未登録三輪車が数多く走り、その数は日に日に増えている。

ガイドライン案は「このような未登録・未承認の小型車両はブレーキやステアリング、サスペンションなどの安全装置が標準装備されていないため、技術的安全性が高いとは言えない」としている。

様々な報告書によると、このような低速車が高速車と並んでハイウェイを走ることで事故が増え、犠牲者のほとんどは低速車の乗客だったという。

警察によると、今年の1～7月に発生した交通事故3259件の死者は3095人で、前年同期比で40％以上増加した。ロックダウンでバスやミニバスの運行が長期にわたって停止していたにもかかわらず急増している。

「このような状況下、小型車の運行を規制すべきだ。だが、これらの車両は費用対効果の高い車両として多くの人々に利用されている」

◇ガイドラインの内容は？

草案では、オートリキシャなどは、ハイウェイを除く特定地域で路線許可を得た上で運行できるとした。

政府の協議会は今後、特定地域における車両数と料金を決定する。

バッテリー駆動のイージーバイクは路線許可を得た後、郡やユニオンレベルの道路を走ることができる。だが、ガイドライン発効から2年間は市行政地域と県都の一般道での走行が許可される。

ナシモンやカリモンのような国内産三輪車も、郡やユニオンレベルの道路を走ることができる。だが、これらはすべて管轄当局から登録、道路許可、フィットネスクリアランス、納税証明を取得する必要がある。また、車両を売るには、関係当局の事前許可が必要となる。

草案では、運転手はユニフォームを着用し、免許証を持っていなければならないとしている。

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三輪車ハイウェイ走行禁止に