日本企業bKash株20%取得

日本企業bKash株20%取得

【The Daily Star】日本の複合企業ソフトバンクグループは、bKashの株式を20%購入する予定だ。これによりバングラデシュで急速に拡大するモバイル金融サービス(MFS)業界にさらなる追い風が吹く可能性がある。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド2の投資は、bKashの既存プラットフォームをサポートし、デジタル導入を拡大し、ユーザーが世界中で利用可能な最高のテクノロジーを体験できるようにするものだと、BKashは声明で述べた。

MFS業界は7月に1日当たり約2100億タカ(2788億円)の取引を記録するなど3年前に比べて115%増加したが、今回の著名外資系企業による投資は、アナリストやMFS事業者から肯定的に受け止められている。

bKashの51%の株式を保有するブラック銀行は、同社取締役会がbKashとその既存株主の「Money in Motion LLC」「International Finance Corporation」「Bill & Melinda Gates Foundation」「Alipay Singapore E-Commerce Private Ltd」「bKash Employee Share Option Plan Trust」、および今回のソフトバンンとの間で、株式購入およびサブスクリプション契約の締結を承認したと発表した。

ブラック銀行の株価は昨日のダッカ証券取引所で9.93%上昇し、48.7タカ(64.7円)となった。

「これはbKashの現在および将来の成長の軌跡に対する重要な信任投票です。また、バングラデシュの他の起業家やイノベーターにとっても、我が国とその経済のデジタル変革の成功を示すことでグローバルな投資を呼び込む道が開かれたことになります」
bKash社の創業者兼CEOのカマル・クァディリ氏は述べた。

2011年創業のbKashは短期間で人気を博した。現在、国内には15社のMFSプロバイダーが活動している。

ソフトバンクは通信・情報技術業界でさまざまな事業を展開している。同社のビジョン・ファンドは、「Arm Holdings、Sprint Corporation」「Alibaba」「Yahoo Japan」「Ola Cabs」「HYKE」「Paytm」「WeWork」などに出資している。

「ソフトバンクは世界でも有数の投資銀行で、世界の多くの有名企業に投資しています。だからこそ、ポジティブな展開と言えるでしょう」
シャンタ・アセット・マネジメントのアリフ・カーン副会長は、ソフトバンクの投資金額は大きいとし、だからこそ、投資先としてのバングラデシュにポジティブなイメージを与えることができると述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 12 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/banks/news/japans-softbank-buy-20pc-stake-bkash-2228031
翻訳編集:吉本

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