ダッカ国際見本市1月1日開催

ダッカ国際見本市1月1日開催

【The Daily Star】毎年恒例のダッカ国際貿易見本市(DITF)は、予定通り1月1日にプルバチャル(Purbachal)にある新会場で開催される。

26回目となる今回の見本市は、シェイク・ハシナ首相が開会宣言を行う。

これまでDITFの1カ月の開催期間中は、アガルガオン(Agargaon)やミルプール(Mirpur)、モハンマドプール(Mohammadpur)など、周辺地域の道路が大渋滞したこともあり、主催者の商業省と輸出促進局(EPB)は、今回初めてプルバチャルで開催することにした。

「新しい会場はスペースが広いので、多くの企業や顧客を収容するのは問題ないでしょう」
EPBのAHMオーサン副局長は述べた。

2020年にコロナウイルスの感染者が増加したことを受けて、昨年は見本市を開催することができなかった。
「しかし、今回のオミクロン変異体は、国内外の参加者にほとんど影響を与えていません」

新会場は、10月に竣工式が行われた国内最大の多目的貿易展示場「ボンゴボンドゥ・バングラデシュー中国友好展示センター」だ。

センターは国内外の貿易を促進し、それによって経済を発展させることができるよう、さまざまな見本市や企業間のマッチングセッションを開催するため、EPBが81.7億タカ(108.5億円)かけて建設した。

26エーカー以上の敷地に建つ2階建て複合施設は、3万3千平方メートルの床面積を持ち、そのうち2万4370平方メートルが展示用に使われる。

また、製品を展示するブースが800カ所、1千台が駐車できる7912平方メートルの駐車場を完備する。

さらに、473人収容可能な多目的ホールと50人収容可能な会議室を備える。その他、6カ所の商談室、大きなカフェテリア、子どもが遊べるオープンスペースなど、さまざまな設備が整う。

EPBのMdイフティクハ・アーメド・チョードリー秘書官によると、 社会的距離を保つために、今回のフェアで使用するパビリオンとホールの総数は225にしたという。

また、インド、韓国、トルコ、パキスタンなどの企業がすでにDITFへの出展を決めたとした。だが、出典する国内外企業の正確な数は発表できないという。

EPBの規定によると、外国企業がDITFに出店する場合、小規模であれば6500ドル(73.8万円)、大規模であれば9千ドル(102.2万円)支払う必要がある。

国内企業の出店費は、最低料金が15.5万タカ(20.6万円)、最高料金が170万タカ(225.8万円)となっている。

バングラデシュ道路交通公社(BRTC)は参加者と来場者のため、会場とクリル高架道路との間に45台のバスを走らせると、チョードリー氏は述べた。

入場料は大人40タカ(53.1円)、子どもは20タカ(26.6円)となっている。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 13 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/dhaka-trade-fair-begins-jan-1-new-venue-2916221
翻訳編集:吉本

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