【The Daily Star】27日閉幕したREHAB(バングラデシュ不動産・住宅協会)フェア2021では、約39.7億タカ(53億円)相当のフラット(アパート)、プロット(小区画の土地)、商業スペースが販売・予約された。
このうち、19.8億タカ(26.4億円)はフラットの販売と予約、12.5億タカ(16.7億円)はプロット、7.4億タカ(9.9億円)は商業スペースだったと、REHABは記者会見で述べた。
コロナパンデミック前に開催されたフェアでは、約45億タカ(60億円)相当の物件が販売・予約されていた。
ボンゴボンドゥ国際会議場の敷地内にあるフェア会場には、合計で1万9238人が訪れた。
「パンデミックピーク時、人々は投資に対する自信をなくしていましたし、まだ、不安の色は残っています。そんな中、このフェアは成功裡に終えることができました」
REHABのアラムギール・シャムスル・アラミン会長は、フェアを通じて信頼を回復しようとしていたと述べ、今回のフェアは住宅部門が活況を呈しているという考えを再認識させてくれたと補足した。
「参加企業はバイヤーに自社製品について説明し、その後、フォローアップを行う予定です。バイヤーは展示会で見たものと、実際のシナリオを確認し、最終的な決断をするのです」
フェアで約束した時間内にフラットの引渡しを受けられないという顧客の苦情については、「私たちは年間約1万戸のフラットを販売しています。遅延に関する苦情は通常100～200件です。私たちはこの問題に対処するための部署を持っています。影響を受けた顧客は、その部署と連絡を取ってほしい」と答えた。
参加した銀行とノンバンク金融機関は、5日間の展示会を通じて、顧客に約150億タカ(200.1億円)の融資を行うことを約束した。
2021フェアでは多くの不動産会社がデジタルで商品を展示し、バングラデシュ非居住者がオンラインでフラットやプロットについて問い合わせることができるようにした。
Bangladesh News/The Daily Star Dec 28 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/industries/real-estate/news/real-estate-fair-logs-tk-397cr-sales-2927206
翻訳編集：吉本