【Financial Express】世界銀行(WB)傘下の国際開発協会（IDA）は、バングラデシュのデジタル政府・経済強化（EDGE）プロジェクトに対し、2億9500万ドル(340.3億円)の規模拡大融資（SUF）を実施する。

プロジェクトはICT局傘下のバングラデシュ・コンピュータ評議会（BCC）が、2022年1月1日から2026年12月31日の間に実施する予定だ。

目的はサイバーセキュリティを向上させ、将来の危機に対する回復力を構築し、政府がオンラインで国民や企業に重要な公共サービスを提供することだ。

また、パンデミックによる脆弱性を軽減し、第4次産業革命に備える。さらに、中小企業や戦略的産業のデジタル化を支援し、研究開発機会を創出するデジタルリーダーシップアカデミーを設立する。

プロジェクト契約は、ERD(経済関係局)のファティマ・ヤスミン局長とWBバングラデシュのマーシー・ミヨン・テンボン所長がそれぞれを代表し、10日に締結された。

融資は4年の猶予期間後から34年ローン。フロントエンドフィーは0.25％、コミットメントチャージは0.25％、金利はEURIBOR(ユーロ銀行間取引金利)+0.98％となっている。

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WB デジタル強化に2.95億㌦