バングラデシュのブランド化

バングラデシュのブランド化

【Financial Express】貿易や投資先としてより魅力的な国にするため、バングラデシュ政府は得意分野をアピールした海外でのブランド化の取り組みを加速させたいと考えている。

UNB報道によると、23日、「海外でのバングラデシュのブランド化」に関する省庁間会合が外務省で開催された。

会議にはAKアブドゥル・モメン外相、サルマン・F・ラーマン内閣府民間産業・投資顧問、マスド・ビン・モメン外務次官らが出席した。

その他、内閣府、商業省、ICT庁、経済関係局、バングラデシュ観光局、バングラデシュ経済特区用庁(BEZA)、バングラデシュ輸出加工特区庁(BEPZA)、バングラデシュ投資開発庁(BIDA)、官民パートナーシップ局(PPP)、バングラデシュ家内工業協会(BSCIC)など、さまざまな政府機関の代表が出席した。

また、ダッカ商工会議所(DCCI)、バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)、バングラデシュ商工会議所連盟(FBCCI)などの貿易団体の代表者も出席した。

会議の冒頭、外務次官が経済外交の様々な側面を強調、外務省の具体的な目標(海外直接投資の増加、多様化の創出、輸出の増加と多様化、質の高いサービス、人材と技能の輸出、技術移転)を説明した。

ブランド化の可能性として、バングラデシュの経済的潜在力、コロナパンデミック下での成功、国際市場で活躍するための財務能力の増強、バングラデシュ人の成功例、観光、食糧自給率などが議論された。

また、ICTとITES(情報技術応用サービス)産業が世界のサプライチェーンにデザインサービスを提供し、著しい成功を収めていることについても議論された。

会議では、バングラデシュにあるすべての政府および非政府組織が、それぞれの分野からバングラデシュのブランド化のための補完的支援システムを見出す共通のブランディング・プラットフォームを設立することが決定された。

外務省は本庁と在外公館とともに、国のブランド化とそれに関連するすべてのビジネスへの全面的な支援を表明した。

モメン外相はスピーチの中で、バングラデシュが国家として、また主権国家として持つ強みの分野を特定し、それらを海外に発信するために関係者間の調整を強化するよう要請。また、バングラデシュのイメージを正しく、意欲的に伝えるため、「オープンで包括的な、事実に基づいたプログラム」の必要性を強調した。

「バングラデシュという強いブランドを作るため、ビジネスと貿易、ガバナンス、制度的関係、文化と遺産、メディアとコミュニケーション、教育と科学、人々と価値観、親しみ、評判と影響力など、さまざまなソフトパワーの柱に取り組んでいます」
モメン外務次官は、ブランド化の軌道は、経済状況、規制の枠組み、支配的な文化的ルーツ、顧客のマインドセットと密接に結びついていると述べた。

Bangladesh News/Financial Express Jan 24 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/dhaka-renews-efforts-to-brand-bangladesh-1642951345
翻訳編集:吉本

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