
【Financial Express】バングラデシュでは3種類の異なるオミクロン亜型が明らかになり、社会的感染を引き起こしている。コロナウイルス感染急増はとどまるところを知らない。
バングラデシュ国際下痢症研究センター(ICDDR,B)は昨年12月、ダッカ市内の77例のうち5例でオミクロン株を検出した。他はデルタ変異体だった。
一方、今年1月の2週間、ダッカ市から受け取った379例のサンプルのうち、260例(69%)がオミクロン株だった。
「オミクロンの変異体の完全な配列解析は、少なくともアフリカ、ヨーロッパ・アメリカ、アジア太平洋型という3つの異なる亜型が入って来ていることを示唆している」
ICDDR,Bはウェブページで公開した。
1月20日現在、インフルエンザの全データを共有する世界的なイニシアチブであるGISAIDデータベースには、バングラデシュのオミクロン症例63件が報告されている。そのうち52例はダッカ、8例はチャトグラム、3例はジョショール管区からとなっている。
ICDDR,Bの上級研究員モスタフィズル・ラーマン博士は、3種類のオミクロン亜型(BA1、BA2、BA3)が確認されたと述べた。
「今後数日間、オミクロン変異体の感染は確実に増加するでしょう。2週間後、陽性率は60%まで上がるかもしれません」
先週5日間の陽性率は、23.98%(18日)、25.11%(19日)、26.37%(20日)、28.49%(21日)、28.02%(22日)だった。
週別統計によると、1月23日までの過去7日間、感染者数、死亡者数ともに大幅に増加した。
前週は感染者2万4011人、死者42人だったものが、感染者6万7424人、死者79人となった。
一方、全国で998人が回復、累計回復者数は155万7859人となった。
Bangladesh News/Financial Express Jan 25 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/three-omicron-sub-types-sweep-bangladesh-1643079301
翻訳編集:吉本