【Financial Express】ティプ・ムンシ商業相は31日、ダッカ国際トレードフェア（DITF）の閉会式に主賓として挨拶に立ち、製品の多様化と質の向上で510億ドル（5兆8727億円）の輸出目標を達成することは可能だと述べた。

また、シェイク・ハシナ首相が企業に対して、輸出を増やすため、より生産を増加させるよう呼びかけたとした。

閉会式にはバングラデシュ商工会議所連盟（FBCCI）のMdジャシム・ウディン会長が特別ゲストで参加、商業省のタパン・カンチ・ゴーシュ次官が進行を務めた。

今年の第26回DITFは4億タカ(5.36億円)の売上があったほか、160億タカ（241.3億円）の輸出注文を獲得した。政府にはVATとして、1500万タカ（2009万円）の歳入があった。

昨年はコロナパンデミックで中止となったDITFだが、今年は1月1日に首相がオンラインで開会宣言を行い、1カ月間開催された。だが、コロナ感染急増のため、商業省は開催を延長しなかった。

今年の出店は23カ所のパビリオン、27カ所のミニパビリオン、162の屋台、15の食品屋台と、例年の半分程度だった。

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多様化で510億㌦の輸出可能