野菜輸出が収益源に:農相

野菜輸出が収益源に:農相

【Financial Express】農業相のムハマド・アブドゥル・ラザック博士は、今後数年間で野菜の出荷が輸出収益の主要な柱の1つになるとの見方を示した。

また、全国民の栄養を確保するため、政府は穀物増産とは別に、安全な野菜の生産量を増やすことを最優先しているとした。

ラザック氏は、農業省が企画しバングラデシュ・クリシビド機関(Krishibid Institution Bangladesh :KIB)で開催される3日間の「ナショナル・野菜フェア2022」の開幕式で述べた。

「私たちは穀物を自給できるようになりました。今、安全な栄養強化食品を確保するために懸命に働いています」

ラザック氏によると、野菜生産量は過去12年間で7倍の1970万トンに増加し、世界第3位の野菜生産国の地位を確保したという。

さらに、農家と消費者間の市場連携など、販売経路の不足があるとの認識を示した。

「私たちは農家と消費者双方に利益をもたらす近代的なバリューチェーンの形成に取り組んでいます」
ラザック氏は、これらが今後の農産物輸出を促進していくとし、まもなく主要な輸出収益源のひとつになると述べた。

開幕式の後、「栄養の安全保障と農業の変革における野菜の貢献」と題したセミナーが開催された。

フェアでは、52の政府機関や非政府組織が出店。野菜や野菜加工品の他、蜂蜜、キノコ、キノコ加工品などの取引も行われた。

今年6回目となるフェアは、3日のセミナーで終了となる。

Bangladesh News/Financial Express Mar 1 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/vegetable-shipment-to-be-major-source-of-export-earnings-minister-1646103409
翻訳編集:吉本

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