【Financial Express】港湾都市チャトグラム(Chattogram)から観光都市コックスバザール(Cox’s Bazar)まで、全長136キロの高速道路を官民連携(PPP)で建設するプロジェクトのBUET(バングラデシュ工科大学)による実現可能性調査が完了した。
情報筋によると、調査は、国内で重要かつ広く利用されている高速道路の一つチャトラム-コックスバザール道の開発に関して2つの選択肢を提案した。
まず、既存の高速道路を両側に拡張し、平地での6車線化を提言。第2案として既存の高速道路の真ん中に高架高速道路を建設することが提言された。
情報筋によると、運輸(道路交通橋梁)省は、調査での提言について近々決定を下すという。
「調査では、チャトグラムからコックスバザールまでの高速道路を4200億タカ(5942億円)で建設することを提案しています。運輸省はこの提案について決定を下し、今年度中に全長136キロの高速道路建設に着手する予定です」
担当者は述べた。
担当者によると、136kmの高速道路建設にはすでに日本企業が名乗りを上げており、政府はこの件に関して近々決定を下すという。
政府は2017年、日本企業によるPPPプロジェクトについて日本政府と交渉していた。その後、道路ハイウェイ局は既存のチャトラム-コックスバザール道を1300億タカ(1839億円)かけて4車線化する詳細プロジェクト計画(DPP)を策定、2018年にECNEC(国家経済会議実行委員会)に提出し、承認を受けていた。
だが、首相は関係当局に対し、提案された4車線道路の代わりに、高速道路建設プロジェクトを行うよう指示した。
これに伴い、内閣府(PMO)はPPP下でプロジェクトを実施するための措置を講じた。また、BUETの専門家チームによる実現可能性調査の実施を決定した。
Bangladesh News/Financial Express Apr 4 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/ctg-coxs-bazar-expressway-buet-study-team-makes-alternative-proposals-1648871516
翻訳編集:吉本