
【Financial Express】休日の15日、ダッカ市内のショッピングモールはイード・ショッピングで大勢の客を集め、商人たちを大いに安堵させた。
衣料品店では、とりわけイード服の販売に大変忙しい時を過ごしていた。
シャンティナゴール(Shantinagar)のイースタン・プラス・ショッピング複合施設にある衣料品店の販売員、ジャミルディンさんは、今年は売上が何倍にも増えたと喜ぶ。
「ここ2年間はコロナによる制限で、まともに商売ができませんでした」
ジャミルディンさんはバイヤーも金銭的に苦しかったとし、ラマダン明けまで売り上げが伸びることを期待していると述べた。
だが、まだ売上が回復せず、次の週末を待っている店舗もある。
シティ・ハート・ショッピング複合施設の販売員によると、今年は昨年より売り上げが落ちているという。昨年は移動が制限されていたにもかかわらず、お客さんが来て商品を買ってくれたが、今年はコロナ禍でショッピングに必要な予算が不足しているとみる。
イード祭りの前、輸入婦人服が値上がりしていると販売員。買い物客もここへ来て衣料品全般が値上がりしているという。
「ラマダン前は1千タカ(1415円)だったドレスが、今は1600タカ(2264円)で売られています」
コムラプールにショッピングに来ていたモメナさんは述べた。
一方、ダッカにある他のセンターの販売は週末にかけて活発になった。
ボシュンダラ・シティ・ショッピングモールを訪れた記者は、複数の有名ファッションハウスの前で過密状態と長い列ができているのを見かけた。
押し寄せる買い物客のため、隣接する道路ではひどい渋滞が発生。市民は帰宅するまでの膨大な時間を費やすことになった。
「様々なファッションハウスがあるので、ここ(ボシュンダラ・シティ)へ来ました」
男性買物客は値段に不満があるようだったが、親しい人のために買うしかなかったと述べた。
買物客はイード服やアクセサリーを買うため、チャンドニチョーク(Chandnichawk)、ゴウシア(Gausia)、ニューマーケットにも押し寄せた。
イスラム教徒最大の宗教的祭典(イード)を祝うための服を道端の店で購入する低所得者層の姿も見られた。
Bangladesn News/Financial Express Apr 16 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/friday-shopping-attracts-crowds-1650076550
翻訳編集:吉本