アガルガオンまで駅工事完了

アガルガオンまで駅工事完了

【Financial Express】メトロ鉄道(MRT)6号線のウッタラからアガルガオンまでのコンコース屋根、プラットフォーム屋根、鉄骨屋根構造、駅舎などの建設工事が完了した。

「私達は既にチェックボーリングや試験杭、主杭 i-ガーダー、プレキャストセグメント打設、高架橋、高架橋壁、下部構造などの設置を終えました」
9日、建設プロセスに詳しい職員がBSSに述べた。

取材に応じたダッカ大量高速輸送社(DMTCL)のMANシディック社長は、夢の公共交通であるメトロ鉄道は、首都の交通分野におけるシェイク・ハシナ首相の画期的な構想に基づいて実施されたと述べた。

「建設作業がこのペースで進めば、今年12月16日までに第一段階の運行を開始することができるでしょう」

MRT6号線はウッタラ3区とモティジール間に建設されている高架鉄道で、首相の指示によりコムラプールまで延伸することになった。

プロジェクト詳細によると、ウッタラーモティジールーコムラプールまでの土木工事進捗率は78.95%、ウッタラーアガルガオンまでは92.02%が完了した。

アガルガオンーモティジールまでの土木工事進捗率は78.19%、電気・機械システム、車両(客車)、停車場設備収集の調整進捗率は79.09%に上るという。

MRT6号線は1時間に6万人を輸送でき、ウッタラからモティジールまでの所要時間を約2時間から40分に短縮する。乗客の快適性のため、各駅の両側にエレベーター、エスカレーター、階段が設置される予定だ。

バングラデシュでは高架鉄道というこれまで見たこともないような交通手段によって、新しい時代の通勤が始まろうとしている。

MRTの完成でGDP成長率は1%上昇すると見込まれ、膨大な雇用が創られることも期待されている。

日本国際協力機構(JICA)が建設工事とソフトローンを提供している。

Bangladesh News/Financial Express May 9 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/construction-work-of-metro-rails-uttara-to-agargaon-section-completed-1652100970
翻訳編集:吉本

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