初等学校生徒145万人減少

初等学校生徒145万人減少

【Prothom Alo】コロナパンデミックで最も大きな打撃を受けた分野の一つが教育だということが、発生から2年経って明らかになった。

政府の最新統計によると、コロナウイルス発生から1年で、初等教育レベルでは140万人以上の生徒、初等教育前レベルでは80万人以上の生徒が減少した。

これらの数字は、初等教育局によって実施された2021年の年次初等学校国勢調査(APSC)で明らかになった。

一方、コロナウイルスの影響で児童が大量に中退するのではないかと懸念されていたが退学率は一挙に3%減少、2020年に17.2%だった退学率は14.15%となった。

初等教育局職員は本紙の取材に対し、退学率は1学年に入学した生徒が5学年まで勉強を終えたかどうかで算出されると語った。

コロナパンデミックの発生で過去2年間、初等教育修了試験と年次試験は実施されず、課題による評価だけで全員が次の学年に進級した。その結果、退学率は低下した。一方、学校が2年間閉鎖されたままだったため、特に初等教育以前のレベルの子どもたちの多くは学校に入学することすらできなかった。これが生徒数の減少につながったとされる。

バングラデシュでは5歳以上の子どもを対象に、1年間の就学前教育を実施している。1年間の就学前教育を経て、6歳になると1学年に入学する。

バングラデシュ教育情報統計局(BANBEIS)の2021年の記録によると、現在、国内には2万294校の中等教育機関があるが、中等教育レベルの生徒数は前年比で6万2104人減少した。

初等教育局によると、2019年の初等教育レベルの生徒数は2010万人以上、2018年は2091万6千人だった。

Bangladesh News/Prothom Alo May 16 2022
https://en.prothomalo.com/youth/education/primary-level-students-decrease-by-145-million
翻訳編集:吉本

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