【Financial Express】ティプ・ムンシ商業相は6日、独立50周年を記念してシャヒード・シェイク・カマル講堂で開かれたイベントに主賓として参加し、2024年までに国の輸出収益が800億ドル(10兆6132億円)を超えることへ期待を示した。

「現21-22会計年度の輸出収益目標は510億ドル(6兆7659億円)に設定しましたが、私たちはこの数字が600億ドル(7兆9599億円)に達することを期待しています。また、2024年までに800億ドルを超えることを期待します」

イベントは商業省のタパン・カンチ・ゴーシュ上級秘書官が司会を務め、バングラデシュ商工会議所連盟（FBCCI）のMdシャシム会長らが挨拶に立った。

ティプ氏は、既得権益層が国の発展の歩みを否定的に批判しているとし、国が発展に向かう一方で、状況は刻刻変化していると述べた。

「この大きな例として、輸出入最高管理責任者事務所は現在、100％デジタルサービスを提供しており、免許を含む52サービスがオンラインで利用できるようになりました。今後、誰もがオフィスに来なくてもサービスを受けられるようになるでしょう」

また、JETROが最近行った調査の結果を引用し、日本企業の約88％がバングラデシュでビジネスを行いたいと考えており、これは国が変わったことで可能になったとした。さらに、日本もバングラデシュと自由貿易協定（FTA）を結びたいと考えていると述べた。

6月25日に行われるパドマ橋の開通式についてティプ氏は、ハシナ首相は国の資金でこの巨大構造物を建設することに挑戦していたとし、開通式でバングラデシュの勇気と強さがあらためて映し出されるだろうと述べた。

商業省のタパン・カンチ・ゴーシュ上級秘書官は、ビジネスマンはすべてのサービスをオンライン利用できるようになるため、今後、輸出入最高管理責任者事務所からオフラインでサービスを提供することはないだろうと述べた。

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輸出800億ドル超えを期待