パドマ橋開通で船舶大幅減

パドマ橋開通で船舶大幅減

【Financial Express】29日、カリド・マウムド・チョードリー船舶相は、パドマ橋の開通により、ほぼすべての水路の南部地方行きの乗客が大幅に減少したと国会で明らかにした。

「橋の開通前はショドルガット(ダッカ川港)から南部地方へ、毎日平均85~90隻の船が航行していましたが、今は60~65隻ほどです」
カリド氏は議員の質問に答えた。

「夢の」パドマ橋開通で、南部地方へ向かう人は道路を使いそれぞれの目的地まで迅速に到着できるようになった。

「しかし、水路での乗客の移動は時間がかかるため、一部を除くほぼすべての水路で乗客数は大幅に減少しています」
カリド氏は、パドマ橋開通以来、シムリア(Shimulia)-バングラバザール(Banglabazar)とシムリア-マジカンディ(Mazhikandi)ルートの87隻のフェリーと155隻のスピードボートが航行を取り止めたとした。

だが、今後6カ月以内に水路の乗客が若干増える可能性があるとしたうえで、手頃価格で旅客や貨物を輸送する新しい河川ルートを作るための実現可能性調査を続けていると述べた。

一方、パドマ橋が開通して以来、ダッカ-モレルガンジ(Morrelganj)ーダッカ間を航行したBIWTC(バングラデシュ内水面交通公社)の有名な蒸気船「ロケット」の乗客数さえ、大幅に減少したという。

同様に、マワ(Mawa)ーマジールカンディ(Majhirkandi)間を航行していたフェリーも需要激減で運航停止に追い込まれ、ポトゥリア(Paturia)-ドウラトディア(Daulatdia)間のフェリーの運航も大幅に減少したと述べた。

これらはすべてBIWTCの収益にマイナスの影響を及ぼし、彼らが頭を抱える原因だとした。

Bangladesh News/Financial Express Aug 29 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/waterway-passengers-decrease-significantly-after-padma-bridge-opening-state-minister-1661785398
翻訳編集:吉本

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