【The Daily Star】ダッカ交通調整局（DTCA）は8日、メトロ鉄道の運賃に関する詳細と条件を通達で明らかにした。
市民はスマートカードで支払えば、10％の割引を受けることができる。
また、地下鉄当局は特別なニーズを持つ人に対し、それぞれの乗車に特別な権利を与えることができるとした。例えば、負傷した「自由の戦士」は無料で乗車できる。
ウッタラからコムラプールまでの最高運賃は100タカ(151.4円)、最低運賃は20タカ(30.3円)。１キロメートルごとに5タカ(7.6円)加算される。
詳細な運賃表も公表し、12月から一部運用を開始する予定だと、DTCAエグゼクティブディレクターのシャビハ・パービンが本紙に明らかにした。
オバイドゥル・カデル運輸相は6日、首相の承認を受けて運賃が決定したと発表していた。
ウッタラからアガルガオンまでの第1期は今年12月に、アガルガオからモティジールまでの第2期は23年12月に開通する予定だ。さらにモティジールからコムラプールまでの延伸区間は、25年12月までに開通することになっている。
通達によると、ウッタラｰアガルガオン（11.73km）までの運賃は60タカ(90.8円)、ウッタラ-モティジール（20.10km）とウッタラ-カマラプール（21.26km）は共に100タカとなる。
ウッタラ-ファームゲートは70タカ(106円)、ファームゲート-モティジールは40タカ(60.6円)となる。
通勤客は10年間有効で1万タカ(1万5140円)まで補充可能なプリペイドカードを購入できる。カードにはマンスリー、ウィークリー、ファミリーカードがある。単発のカードも販売される予定だ。
このMRT6号線は当初、2024年6月までに、2198.5億タカ(3328.7億円)で建設する予定だった。その後、コムラプールまで延伸となり、費用は3347.2億タカ(5067.9億円)、工期は2025年12月に変更された。
完成すれば、1時間に6万人の乗客を運ぶことができ、ウッタラからモティジールまでの所要時間は現在の2時間から40分以下に短縮される。
その後、コムラプールまで延長されると、所要時間は変わる。
Bangladesh News/The Daily Star Sep 9 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/smart-card-free-ride-special-concession-3114731
翻訳編集：吉本