観光や製薬産業がEZに投資

観光や製薬産業がEZに投資

【Financial Express】5つのホテルや薬品工場を設置するため、合計6社が、国内の経済特区(EZ)2カ所に4億5713万ドル(657.4億円)を投資することが決まった。

関係者によると、コックスバザール(Cox’s Bazar)県サブロング観光パーク(STP)では、5社が5713万ドル(82.2億円)かけて、ホテルやモーテル、リゾート施設などを建設する。

一方、ホンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ・シルパ・ナゴール(BSMSN) では、ヘルスケア製薬がペニシリン製品生産工場を設置、段階的に4億ドル(575.2億円)相当の投資を行う。

この6社は21日、バングラデシュ経済特区庁(BEZA)で土地リース契約を締結する。

施設や工場が稼働すれば、合計8千人以上の雇用が見込まれる。

ヘルスケアは40エーカーの土地で、段階的に3カ所の原薬や製剤工場を設置する。関係者によると、BEZAはすでに30エーカーの土地は割り当てたという。

バングラデシュのIfadグループの子会社Ifadモーターズは、サブロングの1エーカーで三ツ星ホテルを建設する予定だ。同社の投資提案によると、ホテルは10階建てで370室を持ち、350人の直接雇用が見込まれる。

また、DIRDグループの子会社3社が、ホテル、モーテル、リゾート施設、コテージなどの宿泊観光施設をパーク内に建設する。

2カ所の複合施設はそれぞれ2エーカーの土地に、1カ所は1エーカーの土地に建設される予定だ。それぞれ1729万ドル(24.9億円)、1425万ドル(20.5億円)、667万ドル(9.6億円)の投資を行い、700人近くの雇用が見込まれる。

DIRDグループは1984年に創業、衣料品や繊維、エンジニアリング、ソフトウェア、農業分野等で事業を展開している。

STPにホテルを建設する予定の残り1社はダッカの旅行会社東西トラベルズ&ツアーズ。建設費用として272万ドル(3.9億円)を投じる。

BEZAはコックスバザール県テクナフ(Teknaf)郡に、面積1027エーカーの国内初の専用観光パークSTPを開発した。観光パークは多くの外国人観光客を引き寄せ、バングラデシュの観光産業に弾みをつけると期待されている。

Bangladesh News/Financial Express Sep 21 2022 
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/beza-to-see-457m-investment-in-hotels-pharma-industries-1663726690
翻訳編集:吉本

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